ウィング透明の理由

ハイエンドツーリングでレース用ボディの場合、ウィングを無塗装のクリア状態で使う人が多いです。
私も無塗装で使っています。
ETS等のビッグレースでは、ウィング無塗装がとても多いです。
この理由は何でしょうか?
その理由で多そうなのが、
『塗装すると重くなるから』
だと思われます。
でも実際どうなのでしょうか?
実際にツーリング用ウィングを、0.1グラム単位で測れるポケットスケールで重量測定してみました。
無塗装のウィングと、塗装したウィングで重量比較しました。
結果、0.1グラム単位まで重量は一緒でした。
体感出来るレベルではないです。
もし重量を気にするなら、ウィングに貼るステッカーのほうが重要です。
ウィングには大きなステッカーが貼れます。
あれの重量って結構あるんです。
でもそれで体感出来るほど変わるのであれば、
『ウィングにステッカー貼るとリアが安定する』
という声が出るはずですが、そんな声は聞きません。
最近ウィングの重量を気にする流れになっていますが、実際はあまり変わらないように思えます。
塗装しても重量が変わらないのであれば、塗装したほうが実車っぽくなります。
私の周りでは、レース用ボディのウィングを塗装している人も少なくないです。
ただ塗装色に特徴があり、黒がとても多いです。
ボディは視認性がいい明るい色が多いのですが、ウィングは目立たない黒や透明が多いです。
これには何かしらの理由があるはずです。
そしてその理由に偶然気付きました。

ウィングを明るい色にすると、リアのロール量が多過ぎのように見えます。

完全に目の錯覚です。
実際のロール量は変わっていません。
透明ウィングでは適切に見えるロール量が、ウィングを見やすくするとロール過多に見えます。
リアの高い位置にある物体の動きが目立つので、そう見えるだけです。
ですがそう見えるだけでも、不思議とセッティングが間違っているように見えます。
その結果、リアのロールを減らすセッティングに振って扱いにくい車になる場合もあり得るでしょう。
これは個人差もあるでしょうが、リアウィングは目立たないほうが走らせやすいです。
ロールが少なく見えるので、結果としてロール量を増やすセッティング方向になります。
それは安定志向のセッティングになり、安定した車を曲げるような走り方が必要になります。
逆にロール量が少なく、シャープに動く車が好みであれば、リアウィングを目立たせるのは有効でしょう。
もはやプラシーボのような理由ですが、実際にタイムに影響するのであれば、プラシーボも大事だと思っています。

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