Zooボディの特徴

ツーリングは現在ボディブームです。
その火付け役はもちろんZooボディ
ドックスボロックスはもはや定番。
ヘルキャットも大人気です。
そして他社もZooと同様のコンセプトのボディをリリースしています。
ただ中には見た目こそ似ているものの、肝心要の部分がコピー出来ていないものもあります。
Zooボディのメリットは圧倒的なウルトラダウンフォースです。
そのダウンフォースを生み出すには、共通のデザインコンセプトがあります。
他社のボディは、この部分がほぼ完全にZooのコピーです。

重要なのは、リアウィンドウとトランクです。
一般的なツーリングボディは、リアウィンドウとトランクの間には明確な境界線があります。
リアウィンドウ後端でキャビンが終わり、ここに明確な折れ線が存在してトランクに繋がっています。
Zooボディには、このような明確な境界線がありません。
ルーフからトランクまで綺麗な曲線で構成されていて、境界線にはモールドのラインが存在するだけです。
そしてこの曲線が若干きつめです。
ルーフから流れた空気は、このきつめの曲線に沿って流れます。
そしてサイドウィンドウから流れた空気は、Cピラーとリアウィンドウの間に明確な段差があります。
リアウィンドウはCピラーのラインより窪んだ形状になっています。
このような形状にすることで、トランク前端部分に負圧になる空間が生まれ、空気が集まります。
そしてその集めた空気が、一気にリアウィングに当たります。
これにより、リアウィングで発生するダウンフォースが一気に増えます。
それに合わせて、フロントでも必要に応じたダウンフォースを発生させます。
大きなチンスポイラーや低いボンネット、エッジが切り立ったAピラーで強烈なフロントダウンフォースを出しています。
これらの組み合わせがウルトラダウンフォースを発生させます
特にリアウィングのダウンフォース量は確実に増大しています。
ツーリングのボディ規定では、リアウィングの高さは実質115ミリ以下です。
普通なら規定ギリギリまでリアウィングの高さを上げます。
ですがZooボディのウィングは実質105ミリ程度と、かなり低いです。
規定より10ミリ低い高さでも、十分なダウンフォース量があります。
そのような余裕があるから、ヘルキャットのような特殊なリアウィングが使えます。
ヘルキャットのリアウィングは緩やかな弧を描いており、中央部分が盛り上がっています。
この形状はウィング単体で見ると、とても効率が悪いです。
実車レーシングカーではまず見られない形状です。
そんな形状に出来るのは、リアウィングの高さに余裕があるからです。
ヘルキャットのウィングは最も高い中央部分で113ミリ程度、両サイドは105ミリ程度です。
こんな形状でも優れたダウンフォースを出すのは、とても素晴らしいと思います。

ツーリングボディの空力競争は行き過ぎのようにも感じます。
空力性能を求めた結果、とても醜くなったボディもあります。
空力性能はとても重要ですが、もう少し見た目も意識したボディも欲しいです。
個人的にはBittydesignに期待しています。

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